株の6種類の注文方法、指値・逆指値・成行・OCO(オーシーオー)・IFD(イフダン)・IFDOCO(イフダンオーシーオー)について紹介します。
基本的な注文3種類
株の基本的な注文は指値・逆指値・成行の3種類の注文があります。
指値注文の意味と活用方法
指値注文とは、希望する売買価格(買いの場合は上限価格、売りの場合は下限価格)を指定して注文することです。
特定の価格で売買したいときに活用しましょう。
逆指値注文の意味と活用方法
逆指値注文とは、「価格が上昇し、指定した値段以上になれば買い」「価格が下落し、指定した値段以下になれば売り」の注文をすることです。
損失や利益を確定させたいときによく活用されます。
成行注文の意味と活用方法
成行注文とは、売買を行うときに、値段を指定せずに注文することです。成行買い注文をした場合は一番安く売り注文していた人と売買が成立します。
成行注文は、今がチャンスで多少値段が上振れ下振れしてもいいから買いたいもしくは売りたいという場合に活用しましょう。
応用的な注文3種類
応用的な注文はOCO・IFD・IFDOCOの3種類の注文があります。
OCO(オーシーオー)注文の意味と活用方法
OCO注文とは、”One Cancels the Other”の略で、2種類の指値注文を出しておき、いずれか一方が成立したら自動的にもう片方をキャンセルする注文です。
ポジションを持った状態で利益確定と損失確定の2つの注文を同時に発注できるため、新規の買い指値注文と新規の売り指値注文を組み合わせたり、新規の買い逆指値注文と新規の売り逆指値注文を組み合わせて活用されます。
IFD(イフダン)注文の意味と活用方法
IFD注文とは、”If Done”の略で、新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効となる注文をセットで出す注文です。
事前に利益確定もしくは損益確定の価格を決めて注文したい場合に活用できます。逆指値のIFD注文は、相場が想定と逆の動きをした場合に、損失を限定することができます。
IFDOCO(イフダンオーシーオー)注文の意味と活用方法
IFD注文とは、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文です。
事前に利益確定と損益確定の両方の価格を決めて注文したい場合に活用できます。